Ethiopia Gelena Abaya G1

INFORMATION

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地域イルガチェフ地域西側 オロミアゾーン中心部 ゲレナアバヤ
品種エチオピア系統品種
標高1,600m以上、2,000m付近の小規模農家も存在。
生産処理生産処理: 
• 小規模農家が収穫したチェリーを近隣の水洗工場や販売所に搬入、熟度の良いものを工場のタンクに投入                         農家の子供と水汲み場(水源が豊富)
• チェリーはマッキノン製のディスク式パルパーで皮を剥き、水流によってパーチメントをP1、P2、P3に比重選別(写真右下)(P1が重く、最上級。)
• パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36~48時間の醗酵処理
• 表面の滑りがパーチメントから剥離する段階で、水路で水洗い
• 約半日のソーキング後、パーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥
• パーチメントの撹拌と欠点除去を行いながら、12~15日間掛け乾燥を仕上げる
• 脱穀工場でドライミリング後、精製不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て、最終精製された生豆を麻袋に充填、輸出
収穫時期1月下旬より1月頃まで
グレードG1

INTRODUCTION

アラビカ種発祥の地であるエチオピアの南西部ジマ地方には、現在でも多種の品種が自生しているといわれ、貴重な遺伝資源の宝庫となっています。有名なゲイシャ種もこのジマ地方が由来といわれています。

エチオピアのコーヒーの中で、風味上最も特徴的なものは、イルガチェフそしてシダモのコーヒーです。フローラル、紅茶、レモン、エレガント、ジンジャー、シナモン等多様な風味を有します。ゲイシャが話題になったのも、エチオピア系コーヒーの風味がスペシャルティコーヒー産業における価値があるからです。

イルガチェフとは、現地の言葉で「湿地とその草」を意味します。その言葉の通り、この地域は水源に恵まれ、良質の水洗式コーヒーの生産に適した場所です。更には1600m以上、高いところでは、2200mにもなる栽培地の標高、なだらかな景観、昼夜の寒暖差(朝晩10℃を切り、日中は30℃近く)、有機質肥料(コーヒー由来の廃棄物、家畜の糞尿など)、肥沃な土壌など、コーヒー栽培に適した土地ということができます。

エチオピアのコーヒーの木(写真右)は、長い枝が上から垂れ、アーチ状となっており、収穫する際は、枝を下に降しながら、一粒一粒収穫します。中南米の様にまとまって結実する品種ではなく、その間隔が長いため、生産性と収穫効率においては、非常に手間暇の掛かる木です。

現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、取引所(ECX)にコーヒーを納めなければなりません。イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになります。これが品質安定しない原因です。

しかし、こちらのイルガチェフG1FWの品質向上に大きく貢献しているのは、

  • アフリカンベッド上での徹底した欠点豆除去とスロードライングの教育に力を入れています。
  • パーチメント以降の精製過程にも注意を払い、生豆選別については通常の二倍行い、欠点豆の少ない仕上がり

 

水路での水洗い

醗酵層(A)→水路水洗(B)→ソ―キング(C)→水切り(D)

日照の強い11~15時の時間帯は、パーチメントをビニールシートで覆います(写真右)。これは、パーチメントを護ることと急激な乾燥を防ぐためです。標高が高い上に、赤道直下のこの地域では、日照が強すぎるとチェリーやパーチメントにダメージを与えて、味に濁りが出てしまいます。

また、通常の乾燥日数が8日間のところ、12~15日間掛けてゆっくり乾燥を進める(スロードライング)ことで、コーヒー内の水分を均一化させ、複雑でありながらクリーンな味わいを作り出しています。緩やかな乾燥は、消費国での生豆の保存性にも大きな影響を及ぼすことが分かってきました。

乾燥後、脱穀された生豆は、機械選別後、ハンドピックにより選別され、高品質FWコーヒーが完成します。方法はシンプルですが、人の力が品質を大きく左右します。

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Ethiopia Gelena Abaya G1