Ethiopia Aricha

INFORMATION

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農園名イルガチェフの小規模農家(0.5ha~10ha)
地域イルガチェフ地域東側 ゲデオゾーン中央部  アリチャ (ARICHA)
品種エチオピア系統品種
標高2,000m付近の小規模農家も存在。
生産処理生産処理: 
1 小規模農家が収穫したチェリーを近隣の水洗工場や販売所に搬入    
2 チェリーをアフリカンベッドに広げる                            
3 チェリーの撹拌と欠点除去を行いながら、20日間掛けゆっくり乾燥を進める    オーナーと水洗工場全景
4 脱穀工場でドライミリング後、精製
収穫時期11月下旬より1月頃まで 
グレードG1

INTRODUCTION

南西部ジマ地方には、現在でも多種の品種が自生ているといわれ、貴重な遺伝資源の宝庫となっています。有名なゲイシャ種もこのジマ地方が由来といわれています。

  エチオピアのコーヒーの中で、風味上最も特徴的なものは、イルガチェフそしてシダモのコーヒーです。フローラル、紅茶、レモン、エレガント、ジンジャー、シナモン等多様な風味を有しております。ゲイシャが話題になったのも、エチオピア系コーヒーの風味がスペシャルティコーヒー産業における価値のあるものであるからです。

  イルガチェフとは、現地の言葉で「湿地とその草」を意味します。その言葉の通り、この地域は水源に恵まれ、良質の水洗式コーヒーの生産に適した場所です。更には1600m以上、高いところでは、2200mにもなる栽培地の標高、なだらかな景観、昼夜の寒暖差(朝晩10℃を切り、日中は30℃近く)、生産性は低いですが、中米のティピカ種同様に若葉がブロンズで、横に枝が大きく伸びる古いタイプの品種、有機質肥料(コーヒー由来の廃棄物、家畜の糞尿など)、肥沃な土壌など、コーヒー栽培に適した土地ということができます。

エチオピアのコーヒーの木(写真右)は、長い枝が上から垂れ、アーチ状となっており、収穫する際は、枝を下に降しながら、一粒一粒収穫します。中南米の様にまとまって結実する品種ではなく、その間隔が長いため、生産性と収穫効率においては、非常に手間暇の掛かる木です。

   現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、取引所(ECX)にコーヒーを納めなければなりません。イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになります。これが品質安定しない原因です。      

 近年スペシャルティコーヒーの世界では、ナチュラルのコーヒーに注目が集まっております。しかしながら、それは、以前のような過熟や汚れのあるものではなく、クリーンさのあるナチュラルです。

特に、このイルガチェフG1ナチュラルの品質向上に大きく貢献しているのは、

  1. 通常ならばウオッシュドとなる高品質チェリーを特別にナチュラルに仕上げています。
  2. アフリカンベッド上での徹底した欠点豆除去とスロードライングの教育に力を入れています。

日照の強い1115時の時間帯は、チェリーをビニールシートで覆います(写真右)。これは、チェリーを護ることと急激な乾燥を防ぐためです。標高が高い上に、赤道直下のこの地域では、日照が強すぎるとチェリーやパーチメントにダメージを与えて、味に濁りが出てしまいます。また、通常の乾燥日数が10日間のところ、20日間掛けてゆっくり乾燥を進める(スロードライング)ことで、コーヒー内の水分を均一化させ、複雑でありながらクリーンな味わいを作り出しています。緩やかな乾燥は、消費国での生豆の保存性にも大きな影響を及ぼすことが分かってきました。

乾燥後、脱穀された生豆は、機械選別後、ハンドピックにより選別され、高品質ナチュラルコーヒーが完成します。方法はシンプルですが、人の力が品質に大きく左右します。

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